早見沙織 コンサートツアー 2019 JUNCTION北海道公演に行ってきた(感想というよりは旅の記録)

さて全然ブログを更新していない。ネタがないとか単にめんどくさいではなく(面倒には面倒なのだが)忙しい。私としては、この時期は新年度ってだけで面倒事がたくさんある。就活だって一番忙しい時期だ。そういうことが予め予見できなかったわけではないが、わざわざ北海道公演に行ってきたので旅の思い出を備忘録的に書いておきたい。

 

まず全国ツアーが決定されたのが2018年8/26日、アニサマでの発表だったかと思う。その後アルバムJUNCTIONの情報とともにツアーの詳細が出た。広島、大阪、北海道、東京の4公演だった。Live Love Loughツアーの時は大阪、千葉、品川だった。この時は千葉と品川に当日券を求めて参加し、どちらもチケットの確保に失敗したが、大阪は当日券が出て空席も割とあったと風のうわさで聞いた。(当日券買う列に並んでいた時に隣の人に聞いた)なので今回も東京公演の確保は比較的難しく、地方は比較的競争率が低く特に大阪広島は距離がそこまで離れていないことも考慮すると、広島または大阪に行こうという寸法になった。

 

どこに行くのが良いのか、広島大阪北海道どれが一番観光したら楽しいかというと個人的には北海道と思った。それに早見さんは北海道行くのは2回目だとおっしゃっていたので、テンションが高いのは北海道なのではないか?と思い至り競争率が未知ではあるが北海道に行くのが一番楽しめると判断した。ざっと調べたところではキャパは広島・JMSアステールプラザ大ホールが1204、大阪国際会議場メインホールが2754、札幌市教育文化会館が1100、東京国際フォーラム ホールAが5012だった。どのくらい入るのかはどれも想像がつかない。

 

ちなみに予算的に広島大阪北海道どれか一つくらいしか行く余裕はなかった。関東在住なので大阪または広島と北海道の交通費はそんなに変わらないはず。(大阪までバスとかなら安いだろうけど体力を使いそうなのでパス)東京公演は近いのでとりあえず軽く申し込むことにして、CD封入の応募券を北海道5枚、東京1枚という具合で申し込んだ。抽選は割と簡単に通り北海道も東京もとれた。北海道は会場が小さいからかは分からないが6列目と割と良い位置が取れた。結果論でしかないが結局どの会場も一般販売がされて、応募券目当てで沢山CDを買う必要はなかったかもしれない。(店舗特典が欲しかったので特に損な気分にはなっていない)ちなみに広島大阪、北海道も当日券が出ていた。当日券の列はそれなりに並んでいた気がするので当日行って確保できたかどうかは分からない。余談だがチケット代は予約8,000円、当日券8,500円となっているがぴあとかで取ると発券手数料で400円くらい、クレジット払いでないと更に200円くらいかかるので座席の良し悪しはともかく値段としては変わらないと思う。

 

移動はできるだけコストを抑えるために成田→新千歳でLCCの飛行機を使った。今回は比較サイトでその日の最安が出ていたvanilla airを利用した。時期によって出発時刻によって値段が異なるが行きが6千いくら、帰りが8千円くらいだった。ANAとかで行くと倍くらいかかるのでかなり助かる。ちなみに最安というのは、本気で最安にしようとした時のプランでvanilla airでは保険加入無し、荷物預かり無し、チケットのキャンセルや変更(時間や行先の変更)に関する返金や代替サービスが一切なしというようなものである。これらはオプションで付けていくと結局ANAとかとあまり変わらなくなってしまう。悪天候でのフライトのキャンセルがあったらどうしようとか遅刻したらどうしようとかは考えないことにしてチケットを取った。そのほかに調べてみて分かったのだがvanilla airは機内持ち込みの手荷物が7kgまでだった。ANAとかは10kgまでらしく、ライブの物販とかお土産を考えるとかなり荷物を減らさなければならなかった。帰りに重さを量ったら7kgをオーバーしていたが空港の人に聞いたら7.9kgまで大丈夫とのことで普通に通してもらった。行きに着てた服とか洗面用具とか捨てる準備はしてあったがその必要はなく安心した。

 

4/13の朝ライブの当日に出発した。住んでるところから羽田はそれなりに距離がある上に、物販に参加することを考えて早めの便を取ったので割と朝は早かった。途中電車が止まっていたりしたが余裕をもっていたので迂回し事なきを得た。羽田空港第2ビル駅からターミナルまでは700mくらい歩くのでそれなりに時間はかかったが駅に着いてから手続きや検査を含めて40分くらいで搭乗口(?)まで行けたので暇だった。警戒していたが特にLCCだからといって特に不満はなく、機内でドリンクのサービスや機内食が有料だったりするくらいだと思う。別に安いんだからそんなところにケチつけたりしない。

 

新千歳はその日15度とかの予報で、関東より暑く感じた。現地の人は腕まくりをしたり半袖を着たりして汗を垂らしてた。札幌までは JRで向かった。特急で40分くらいだ。JR北海道は電車内にゴミ箱が設置されていて驚いた。札幌市教育文化会館に13:30くらいに着いたときには既に50人くらい物販に並んでいただろうか。2年前のツアーで千葉、品川の物販に参加したときには物販開始の8時間前を目安に並んだ。当時は在庫の少なかったモバイルバッテリーやマグカップなどが先頭から20人で売り切れたとか悲劇がありこのくらいしなければ全種類買うことはできなかった。尚このツアーでは物販はチケットを持っている人でないと事前の物販に参加できなかったのでその点は異なる。物販は定刻の14:45開始で15時には僕は買い物を終えた。並ぶのが遅かったので特に期待はしていなかったがグッズは全種類1つずつ買えた。どうやら確保する在庫は増やしたようで安心した。

 

今回の個人的物販オススメは、モバイルバッテリーでベースのモデルはANKER POWER CORE10000。1ポートだが容量も結構あってかなり軽いので持ち運ぶには最適だ。普通にベースモデルはAmazonで買っても3,000円くらいするし、5,000円ならかなり買いだと思う。ただ、「ANKER」の刻印がそのままなのがいただけないのと、「HAYAMI SAORI」の刻印がしっかりとされているので勇気がないと使えない。他にはステンレスボトルもよいと思う。今僕が使っている水筒が安物で口が小さいから氷が入れにくく、保冷性能もイマイチなのでこれに置き換えようと思う。JUNCTIONのモチーフが柄になっているだけなので普通に使っていてもオタバレしなさそうなのも良い。

 

物販を終えて開演の18:00までは弾丸観光である。札幌駅南側は比較的観光名所的なところが多く徒歩でもそれなりに回ることができた。まず札幌市文化会館を出て時計台に向かった。正直なんで有名なのか分からんが名所らしいので一応見てきた。時計台をチラ見して通り過ぎて札幌駅近くのカメラのキタムラに向かった。もはや観光とかではない。中古で面白い品があればと思ったが特に収穫はなかった。その後六花亭の札幌本店に向かい現地でしか食べられないマルセイアイスサンドを食べた。これは値段もかなりお手頃でオススメだ。北海道土産といえば六花亭ということでついでにお土産を少し買った。セイコーマートは北海道の他に首都圏にもいくつか存在するが、一応北海道名物ということでホットシェフで昼食を購入したりソフトカツゲンを飲んだりした。旧北海道庁本庁やその周りの公園は時間があれば回ったかもしれないが時間はないのでチラ見しただけだ。電波塔も時間があれば登ったが大通り公園の前で記念写真を撮って終わり。大通り公園も雪まつりがやっていなければただの公園。芝生に寝転ぶ家族連れや観光客のカップル、ポケモンGOやってる集団でそれなりに人はいるがそれだけだ。路肩には土を被った雪が残っており桜のつぼみも全く膨らんでおらず特に見所はなかった。

 

会場の札幌市教育文化会館大ホールはどこの町にもある普通の文化会館という印象だった。開演すると紗のような幕が現れて映像が映し出されるとともにバンドの演奏が始まった。今回光り物禁止の情報は流れていなかった気がするので、キンブレは一応用意していたが誰も使っていなかったので、この現場はおそらく何もことわりがなくとも光り物禁止になったのであろう。正直細かい曲目は覚えていないが、メトロナイトが素晴らしかった。メトロナイトは独特のリズム感で元から中毒性が高いが早見さんが間奏の際にはキーボードで生演奏を披露するのがこれが堪らなく良いサウンドでこれだけでも来た価値があったと思えた。お召し物もどれも大変美しく私などは筆舌しがたいので映像化された際に確認していただきたい。但し、広島大阪の際のアンコールはライブTシャツをほぼそのままの状態でお召しになっていたらしいが、今回北海道では謎の装飾が施されていた。JUNCTIONのTシャツ(白)をベースに袖が若干短いものになっており、正面のJCNCTIONのロゴの周りはカラフルな謎布?などによって彩られていて一見すると面影は感じられず、JUNCTIONロゴが見え隠れする程度の原型しかなかった。(下のツイートの画像参照のこと)

 

次の東京公演ではどうなるか期待だ。アンコールではバンドはギターの黒田さんのみの演奏でNOTEが演奏されたのも印象深かった。黒田さんは札幌の出身とのこと。個人的に好きなバンドメンバーは角脇さんなのだが前の人の頭で良く見えなかった。

 

ライブが終わった後当日の23:59までにアンケートに答えると会場毎に異なるデジタルブロマイドがもらえるという触れ込みだったが、画像がめちゃくちゃ荒くて萎えた。あと、会場でもらえるビラは全部A4サイズだったのでクリアファイル持ってくべきだった。

 

ここからは完全に日記です。

 

ライブが終わったのは8:40分くらいでした。札幌といえばラーメン、スープカレー

ジンギスカン、海鮮など思いつくところはたくさんあっても、結構どこも早く閉まるようであまり選択肢はなく空いていた店でスープカレーを食べた。適当に入った店ではあったが藍井エイル(?)が来たことある店とか何かでそれなりに有名なところらしく閉店間際だというのにそれなりに人はいた。その後すすき野方面に移動しパフェを食べた。

dailyportalz.jpデイリーポータル情報で札幌では〆にパフェを食べる文化があり専門店もあるということで事前に調べパフェを食べた。夜遅くまで営業しており行きやすいが、それなりに混んでいた。男性客もいるとの情報だったが入店してから出るまで1時間程度、男性客オンリーで来たのは1組だったので男性はやはり肩身が少し狭いかもしれない。幸い5分も待たずに席に通された。おいしかったが深夜にカロリーの高いものをあんなに食べてはいけない。

 

夜は宿泊費を削るためにカプセルホテルに泊まった。見た目はそれなりに新しくアメニティもあり風呂があって一泊、朝食なし3500円なので文句は言えないが、床が汗臭くて靴下が臭くなる。耳栓をして寝たのになぜか15分おきに眼が覚め全然寝られない。肌がかぶれるなど色々問題があったので次からはビジネスホテルにしようと思う。風呂に入って寝るだけとはいえ、さすがに辛かった。

 

全然寝られなかったので次の日は4時頃宿を出て、コンビニでご飯を買いながら観光名所を改めて回り写真を撮った。観光名所とはいえあまり雰囲気の出ない時計台、電波塔、旧道庁なども朝焼けの力を借りれば少しは絵になるかと思いきや別にそんなに良くならなかった。今回の旅ではカメラはただの重りだったかもしれない。靴下は靴を履いてても分かるほど臭く、眠気もすさまじくコンディションは最悪だったが幸いこの日は何も予定はなく、空港に早めに行ってお土産を買い飛行機を待ちながら、空港のテレビで仮面ライダーを見て帰りましたとさ。